舞台は閉鎖的で意味が分からない異世界。

現代日本で生活していた主人公、暁（アキラ）は次の日目を覚ますとそこは謎の異世界で、若返っていた。

その異世界には暁のような者が200人ほどおり、彼らを支配する支配者達がいた。支配者達を統率する男は自らを『校長』と名乗った。

また、支配者の選別によって、100人ずつ右と左に分けられた。

​左は平等と人権を象徴する赤い制服の共産主義の学園『エデン』。

​右は公平と競争を象徴する緑の制服の資本主義の学園『アビス』。

そして『校長』は言った。

現時点の法において、それぞれの学園で3年間生き残り、現存する『生徒』の数が多かった方のみを生きて帰すと。

​「そして、3年間税を納めてもらう。衣食住と税の全てはこの世界の通貨『BM（ブラッディ・マネー）』で賄いなさい。BMは怪物の住む『迷宮』に潜り、成果を上げることで手に入ると。

BMを追い求め、『迷宮』内を攻略することを『エデン』『アビス』の両陣営は余儀なくされる。

時には手を組み、時には対立し、時には死者すら出しながら、2つの学園は過酷な『迷宮』の深層を目指し、歩み続ける。

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​その先にあるのが『デッドエンド』であることも知らずに。